なんでもない毎日をもっと好きになる|私が大切にする「暮らしを楽しむ」ということ

暮らしを楽しむ

もっと毎日を楽しみたい。

せっかくなら、好きなものに囲まれて、自分らしい暮らしを送りたい。

そう思っていても、仕事や家事に追われて余裕がなくなったり、「旅行へ行く」「特別なものを買う」といった大きな予定がなければ、楽しみがないように感じたりすることがあります。

でも、暮らしの中にある幸せは、特別な日だけのものではありません。

朝、観葉植物に新しい葉が出ていることに気づいたとき。きれいな空を見上げたとき。

好きな香りの柔軟剤に包まれたとき。今日のご飯に、大好物をひとつ選んだとき。

そんな小さな瞬間にも、心がふっと喜ぶことがあります。

もちろん、旅行や外食など、思いきり非日常を味わう時間も最高ですけどね♡

大切なのは、誰かが決めた理想の暮らしに自分を合わせることではなく、自分が何を好きで、どんなときに幸せを感じるのかを知ることなんだと思います。

この記事では、私自身の経験を交えながら、自分の「好き」を知ること、暮らしを楽にする工夫、旅行や学びなどの経験を楽しむことについてお話しします。

忙しい毎日の中で自分を後回しにしている方にも、何でもない日も特別な日も、もっと自分らしく味わいたい方にも届いたら嬉しいです♡

私が考える「暮らしを楽しむ」とは

私が大切にしているのは、自分が何を好きで、何を心地よいと感じるのかを知り、そのときの自分が喜びそうなものを選んであげることです。

旅行や外食を思いきり楽しむ日もあれば、家で料理をしたり、好きな音楽を聴きながらお風呂に入ったりする日もあります。

美容も健康も働き方も、根っこは同じです。

  • どんな見た目が好きなのか。
  • どれくらい眠ると身体の調子がよいのか。
  • 何をしていると心が喜び、何を苦手だと感じるのか。
  • どんな働き方なら、自分の力を発揮できるのか。

自分について知っていることが増えるほど、「今日は自分に何をしてあげようかな」と考えやすくなります。

自分を知ることは、自分に合う選択をするための始まりです。

余裕をなくした日々が教えてくれたこと

これまでの私にも、暮らしを楽しむ余裕がほとんどなかった時期があります。

特に余裕がなかったのは、BARを経営する前、雇われて働いていた頃です。

長い時間働いても、賃金と労働が見合っているとは思えない。思うように休みを取れず、自由に使えるお金もない。

身体を何度も壊し、心まで疲れ切ってしまいました。

時間やお金がないことも苦しかったけれど、一番つらかったのは、自分で自分の生活を選べている感覚がなかったことかもしれません。

その後、自分でBARを経営していた頃も、決して余裕のある生活ではありませんでした。

毎月の固定費があり、お客様やお店の予定を優先して、自分の時間は完全に後回し。

毎日のようにお酒を飲んでいたため、二日酔いで大好きな食事を存分に楽しめない日もありました。

旅行やおでかけを楽しむ人を見ながら、「いいなあ」と思うこともたっくさんありました。

それでも、自分のお店は私にとって命のように大切な存在でした✨

お客様にも友人にもたくさん支えてもらい、忙しくても、私は自分で選んでそこにいました。

だから、後悔はひとつもありません。

同じように忙しく働いていても、自分で選んだことなのか、何のためにしているのかによって、私自身の感じ方は大きく変わりました。

暮らしを楽しむために必要なのは、時間の長さだけではなく、自分の気持ちに目を向けられる心の余裕です。

つらかった経験も、今振り返れば、私がこれからどのように働き、どのように生きたいのかを考えるための大切な材料になっています。

いろいろあったけれど、今となっては全部に「ありがとうございます」です🤣

10年ぶりの朝がくれた、暮らしの余白

東京から福岡へ戻り、私の生活リズムは一変しました。

夜に働き、朝に眠っていた生活から、朝に起きて夜に眠る生活へ。

実に約10年ぶりです🤣

最初は慣れなくて不思議な感覚でしたが、今では身体が喜んでいるように感じます。

朝起きたら、まず家にある観葉植物を眺めます。

少し大きくなっていたり、新しい葉が出ていたりすると、それだけで嬉しくなります。

窓辺の光を浴びて新しい葉を伸ばす、我が家のパキラ「ぱっち」
我が家で育てているパキラの「ぱっち」🌱

朝日に当たりながら少し日向ぼっこをして、白湯を飲み、ゆっくり目を覚ます。

「今日は何をしようかな」と考える時間も、今の私にとっては楽しいひとときです。

ブログについて考えていると、いろいろなアイデアが浮かびます。

その合間に料理をしたり、家のことをしたり、ご飯を食べたり。

記事が完成したときには達成感があり、夢に向かう行動ができた日は、どきどき、わくわくして最高に幸せです🤍

以前は、毎日のように不特定多数の人と会い、常に気を張っていました。

その緊張が少しずつ解けて、性格も以前よりゆるく戻ってきたような気がします。笑

もちろん、大好きだったお店やお客様、東京の友人たちに気軽に会えなくなった寂しさもあります。

何かを選ぶときには、得るものだけではなく、離れるものもあります。

それでも今は、時間ができたことで、「私は今、何を求めているんだろう」「どんな状態でいたいんだろう」と、自分自身に向き合えるようになりました。

この余白も、私がこれからの人生をつくるために必要な時間なのだと思っています🌼

誰かの理想より、私の「好き」で暮らしを満たす

「丁寧な暮らし」と聞くと、整った部屋やおしゃれな食卓、きれいに並んだ日用品などを想像する方もいるかもしれません。

私の暮らしは、いわゆるSNSで見る理想的な生活とは少し違います。

でも私はこう見えて(どう見えて?笑)、自分のことはちゃんと丁寧に扱っているので、これも私なりの「丁寧な暮らし」のはず😂

自分のためだけに手間をかけて料理をしたり、好きなものに囲まれて過ごしたり、心が喜びそうな場所へ出かけたり。

それも十分、自分を大切にする暮らしだと思っています。

私が何でもない日を楽しくするためによく選ぶのは、好きなものをひとつ食べることです。

魚介類が大好きなので、海鮮を選ぶこともあれば、スルメや珍味を食べることもあります。
私には、珍味だってキラキラして見えることがあるんです🤣

誰かから見ておしゃれかどうかより、自分の心が本当に喜んでいるかどうか。

私は、ありのままの自分が好きなので、それでいいのです😊

私は人にもよく、「一番好きな食べ物は何?」「一番好きな場所は?」「一番好きな色は?」と聞きます。

ところが、意外とすぐには答えられない人も多いものです。

好きなことだけでなく、得意なこと、苦手なこと、嫌いなこと。

自分について知っていることが増えるほど、自分を喜ばせたり、自分に合わないものから離れたりしやすくなります。

自分の「好き」を知ることは、自分を喜ばせる方法を知ることでもあります。

自分に合う楽しみ方を見つける6つの手順

暮らしを楽しみたいと思っても、「結局、何をしたらいいんだろう?」となることもありますよね。

そんなときは、新しい趣味や大きな予定を探す前に、いつもの一日を振り返ってみてください。

  1. 心が動いた瞬間を思い出す
    おいしかったご飯、気になった景色、何度も聴きたい音楽。「これ、好きかも」と感じたことを書き出してみます。
  2. 何がよかったのか、もう少し具体的にする
    旅行なら景色なのか、食事なのか、人との時間なのか。同じ「旅行が好き」でも、楽しみにしている部分は人それぞれです。
  3. 今ほしい時間を考える
    一人でゆっくりしたい、誰かと話したい、新しいことを試したい。今の気分に合う楽しみ方を選びます。
  4. 時間と予算を決める
    今日の30分で楽しむのか、休日に出かけるのか。使える時間とお金が分かると、楽しみを実際の予定にしやすくなります。
  5. 小さく試してみる
    好きな食材で一品作る、気になる道を歩く、興味のある本を読む。まず一度やってみると、想像だけでは分からなかった好みに気づけます。
  6. またやりたいと思ったことを残す
    楽しかったことと、その理由をひとことメモします。次の休日や買い物を考えるとき、自分のためのヒントになります。

たとえば、海が好きでも、泳ぎたい人もいれば、眺めながらご飯を食べたい人もいる。「好き」の中身まで知ると、自分が本当に楽しめる予定を考えやすくなります。

自分の「好き」を、実際に楽しめる時間へ変えていく。その積み重ねが、自分らしい暮らしにつながると思います。

おいしいものが、私の何でもない日を楽しくしてくれる

鰹のたたきと卵焼き、野菜のおかず、ご飯を並べた食卓
頂き物の、大好きな鰹♡

私の好きなことのひとつは、おいしいものを食べること。
私にとって、その時間は暮らしの中にある大きな幸せです。

外食へ行く日だけでなく、家にある食材で何を作ろうかと考える時間も好き。

いつもより手間のかかる料理に挑戦する日もあれば、大好物をひとつ用意するだけの日もあります。

白い皿に盛りつけた平貝の刺身と焼き物
大好物の平貝を贅沢に刺しと焼きで独り占め♡ お酒ではなくお茶で味を楽しみました🌼

晩酌をするときには、「今日のおつまみは何にしようかな」と考えるところから楽しいです🤣

おいしいものは、楽しい日をさらに楽しくしてくれるだけでなく、沈んだ心をふっと軽くしてくれることもあります。

私の場合、落ち込んでいても、しばらくするとお腹が空きます。

そんなときにおいしいものを食べて、「あ、おいしい」と感じられると、それだけで少し自分が戻ってくることがあります。

身体をつくるものとして食事を大切にすることも、おいしさや食べる喜びを味わうことも、私にとってはどちらも欠かせません。

心と身体を満たしてくれる食事は、毎日の暮らしを楽しむための大切な一部です。

暮らしを楽にすることは、自分の時間を増やすこと

毎日の家事にかかる時間を減らせると、その分、自分の好きなことに使える時間が増えます。

実は私、料理以外の家事が、あまり得意ではありません。

もちろん、ちゃんとやりますよ!笑

洗濯の手間が減って、時間も気持ちも軽くなった

でも特に洗濯は工程が多く、「この時間がもったいない」と感じていました。

今使っている洗濯機は、ボタンひとつで乾燥まで終わり、取り出したらそのまま着られることもあります。

濡れた洗濯物を触ったり、干したりする手間が減ったことで、時間だけでなく、小さなストレスまで減りました。

決して安い買い物ではなかったけれど、本当に買ってよかったもののひとつです✨️

愛用している白いドラム式洗濯乾燥機

毎日使うものは、自分の暮らしとの相性を考える

ほかにも、毎日使っている浄水器や生ごみ処理機、料理を楽しくしてくれる調理道具など、暮らしを助けてくれるものがあります。

便利そうなものを選ぶときには、「何ができるか」に加えて、「自分のどの手間が減るか」まで考えてみると、生活に合うものを選びやすくなります。

  • よく困っていることを助けてくれるか
    たまにしか使わない機能より、毎日の面倒がどれくらい減るかを考えます。
  • 置き場所や手入れの手間はどうか
    使うための準備や片づけも含めて、普段の生活の中で使いやすいかを確認します。
  • 使い続ける費用も納得できるか
    購入代金に加え、消耗品などにかかる費用も含めて考えます。

空いた時間を、自分の好きなことに使う

便利なものを取り入れるのは、ただ家事を早く終わらせるためだけではありません。

苦手なことや手間のかかることを道具に助けてもらい、料理やブログ、勉強など、自分が心から楽しめることに使う時間を増やすためです。

自分の時間を増やしてくれるものは、暮らしだけでなく、気持ちまで少し軽くしてくれます。

心が震える景色を、これからも見に行きたい

フィリピンの透明な海と青空を眺める、あちもんの後ろ姿
フィリピンで出会った、大好きな海♡

家で過ごす時間も大好きですが、旅行やおでかけも、私にとって欠かせない楽しみです。

旅で特に楽しみにしているのは、その場所でしか見られない景色と、その土地ならではの食事。

海外では、その土地の文化や、そこで暮らす人たちとの触れ合いにも興味津々になります♪

身近な景色にも、心が動く瞬間がある

私は昔から空が好きで、きれいな空に出会うと、それだけでうるっとしちゃうこともあります。笑

夏の田舎に広がる、空の青と植物の緑。

久住高原で見た星空。

いつ行っても地球の壮大さを感じる阿蘇山。

九州ではなかなか見られなかった、新潟の一面の雪。

心が震える景色は、遠くにも、意外と身近なところにもあります。

阿蘇で見た、青空と大きな白い雲、山々と緑の草原が広がる景色

フィリピンで出会った、忘れられない海

フィリピンへ約半年間留学していたときにも、忘れられない景色とたくさん出会いました。

身近にある海の美しさにも驚きましたが、カワサン滝のエメラルドグリーンの水、オスロブでジンベエザメと泳いだ経験も、今でも心に残っています。

なかでも忘れられないのが、エルニドのツアーで見た海です。

それまでに見たことがないほど美しい景色を前にして、「私は今、地球で生きているんだ」「生きていてよかった」と感じました。

高い岩壁に囲まれたフィリピンの鮮やかな青緑色の海

ちなみに、ディズニーシーのソアリンでも毎回泣いてます🤣

行きたい場所を、これからの楽しみにする

グランドキャニオン、ウユニ塩湖、ナイアガラの滝、オーロラ、マチュピチュ、ナスカの地上絵、ピラミッド。

この人生で見てみたい景色が、まだまだたくさんあります。

行きたい場所が浮かんだら、「何を見たいのか」「どんな時間を過ごしたいのか」も一緒に書いておく。すぐに行けなくても、次の旅を考える楽しみになります。

これからも、自分の心が震えるような経験を重ねていきたいです。

経験に使ったお金は、人生に残る財産になる

お金があればできる楽しみもあれば、お金をかけずにできる楽しみもありますよね。私は、どちらかが上だとは思いません。

お金があるときには、そのときにできる楽しみ方がある。限られているときには、工夫する面白さや、いつか叶えたときの喜びがあります。

行きたい旅行へすぐに行けなくても、「実際に行けたときには、ものすごく嬉しいだろうな」と考えれば、待っている時間も楽しみの一部になります。

もちろん、お金はあるに越したことはありません。

けれど、お金に余裕がないときにも楽しみを見つけられる人や、必要ならもう一度頑張れる人は強いと思っています。

私がお金を使いたいのは、旅行や食事、勉強、美容など、自分の経験につながることです。

そんな経験を楽しめる時間や選択肢をつくるために、働き方も大切にしたいと思っています。私が理想の働き方へ近づくまでの経験は、「自分らしく働く」の記事でお話ししています。

フィリピンへの留学は、世界の広さを知る貴重な経験になりました。

フィリピンの海で撮影した、水中を泳ぐジンベエザメ

美容も、私にとっては自分を知る経験のひとつです。自分に合う方法を見つけ、変化を実感できたことが自信になり、新しい行動にもつながりました。

一方で、学ぶために何でも高いお金を払えばよいとは思っていません。

今は、自分で調べたり、見たり、試したりすることで学べることもたくさんあります。

まず今できることをやってみて、それでも必要だと感じたものにお金を使う。

高価なものを持つことと、暮らしが豊かになることは、必ずしも同じではありません。

高いものを大切に持つことで気分が上がり、それが頑張る力になる人もいます。

私の場合は、それが食事や景色、経験だというだけです🌼

お金は、最終的に自分で責任を取れる範囲で、納得できる使い方をしたいと思っています。

心から「経験できてよかった」と思えるものは、その後も自分の中に残り続ける財産です。

楽しめない日は、無理に楽しもうとしなくていい

悲しい日は、悲しい気持ちのまま過ごすこともあります。

私は傷ついたとき、一人で思いきり嘆くこともあれば、友人に「聞いてくれーーー!」と甘えることもあります。(みんないつもアリガトウ🥹)

ぎゃーっと泣いても、私はちゃんと生きている。

しばらくするとお腹が空いて、ご飯を食べて「おいしい」と思う。

すると、「なんだ、私ってやっぱり強いやん」と思えてきます。

「また今回も乗り越えられそう。私、強すぎて困っちゃうなー」と考えていたら、だんだん笑えてくるんです🤣

好きなことをすると気持ちが軽くなる日もあれば、ぼーっとしたり、眠ったりして過ごしたい日もあります。

そんな時間も、私にとっては元気を取り戻すための充電時間です。

ただ、向き合うべきことを先延ばしにし続けないよう、私自身も気をつけています。休んで少し力が戻ったら、気になっていることにも小さく向き合う。

休む時間と、これからの自分のために動く時間の両方を、大切にしていきたいです。

楽しめない自分を責めず、元気が戻るまで待ってあげることも、自分を丁寧に扱うことだと思います。

二度とない今を、力いっぱい楽しむ

私は昔から、「同じ時を過ごすことは二度とない」と考えています。

同じ場所へもう一度行くことはできても、そのときとまったく同じ気持ちには戻れません。

同じ景色、同じ季節、同じメンバーで過ごせる時間も、一生の中で考えると決して多くはありません。

きれいな空や、季節の景色がどこか刹那的に見えるのも、その瞬間が二度と戻ってこないと感じるからかもしれません。

だから私は、今を力いっぱい楽しみたい。

朝の光を気持ちよいと感じる。好きなものを食べる。料理に時間をかける。

行きたい場所へ出かける。疲れた日は休む。夢に近づくための行動をひとつする。

そんな一つひとつの選択が、私の暮らしをつくっています。

自分の「好き」を知り、何でもない日も特別な経験も、二度とない今として大切に味わう。

それが、私の考える「暮らしを楽しむ」ということです。

最後に、あなたにも考えてみてほしいことがあります。

  • あなたが一番好きな食べ物は何ですか?
  • 一番好きな場所は、どこですか?
  • どんな色や香り、音に心が喜びますか?

自分の「好き」がひとつ分かったら、今日のご飯に選ぶ、好きな音楽を一曲聴く、次の休日に行きたい場所をメモする。そんな小さなことから、自分を喜ばせてあげてください♡

この記事が、あなた自身を知り、毎日の中にある幸せを見つけるきっかけになれば嬉しいです🌼

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